Unityの2Dで四角形や三角形などの基本的なスプライトを使う方法
Unityには3Dオブジェクトとして「Cube」「Sphere」など基本的なオブジェクトが用意されていますが、2Dオブジェクトにはそれがなく、画像を用意しなければならないと思っていました。
しかし、2Dオブジェクトも基本的なものは用意されていたので、それについて書いておこうと思います。
基本的なスプライトをアセットに追加する
ツールバーの「Assets」→「Create」→「Sprites」に「Square」「Triangle」などが用意されていることがわかります。
まず、四角形を追加してみたいと思います。「Square」を選択すると、アセットに四角形のスプライトが追加されます。
ここからは通常のスプライトと同じように、シーン、または、ヒエラルキーにドラッグ&ドロップして四角形をゲームに追加します。
四角形のスプライトで坂を作って、サークルのスプライト転がしてみる
四角形のスプライトのサイズ・位置を変更しRotationのZ座標を-5にして傾斜をつけます。
坂が出来上がりました。 次にサークルを追加します。
やり方は四角形と同じです。アセットに「Circle」のスプライトを追加して、シーンにドラッグ&ドロップしてゲームに追加、位置を調整します。
サークルに重力を持たせましょう。「サークル」を選択し「Add Component」ボタンから「Rigidbody 2D」を追加します。
次にサークルが坂をすり抜けないように「Collder 2D」追加します。
サークルには「Circle Collider 2D」、坂には「Box Collider 2D」を追加します。
オブジェクトとオブジェクトがぶつかるようにするためには、両方のオブジェクトにColliderコンポーネントが必要になります。また、片方のオブジェクトにRigid Bodyのコンポーネントが必要になります。
実行してみましょう。
ボールが坂を転がり落ちていくようになりました。
今回は2Dで用意されている基本的なスプライトを使う方法を書いてみました。